【 レポーターU  月夜桃花 】





  第五話


(おおっ…柔らかいっ…)ゴクッ…男の喉が鳴った。男は美花の腰を押さえていた手を自分のズボンのポケットにやり何かを掴んだ。

「お嬢さん…今度はわしに教えて欲しいんだが…」

美花は台本に無い男の言葉に不思議そうな顔で振り向いた。

「えっ…何…を…」

男は振り向いた美花の体を船床に押し倒した。

「痛いっ…何をするんですか!!」

「うるせぇ…おまえのおまんこの様子を教えろって言っているんだっ」

男は手にしていた細いロープで後ろ手に美花を縛り上げた。

「嫌ぁぁぁぁぁぁっ…何をっ…」

「や…止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ…」

男は美花の両腕の自由を奪うと魚をさばくようにあったナイフを手にした。

「ひぃっ…」

美花は男の手にナイフが握られているのを見て息を飲んだ。

「じっとしてないと…そのすべすべな肌に傷がつくぜ…」

男は美花にそう言うとナイフの刃先を美花の首に持っていった。恐怖に怯える瞳で美花は男の顔を見ていた。大きく開いた胸元にナイフの刃を当てると一気に下方に押し裂いた。

Tシャツが大きく裂け美花の白い肉体が太陽の下に晒された。

「嫌ぁぁぁぁっ…止めてっ…止めてぇぇぇ」

男は更に美花のTシャツを引き裂いてその素肌の全貌をあからさまにした。胸の谷間を覆う薄い水色のブラを残したまま美花は上半身をカメラに晒した。

「ははははっ…良い格好だな…さて…次は…」

男の言葉に美花ははっとした顔をして脚を硬く閉ざした。

「無駄だよっ…無駄っ…」

男は美花のジーンズのボタンに手を掛けた。美花は腰をくねらせて必死に抵抗していた。

「止めてっ…止めてよっ…」

男は美花の言葉に耳を貸さずにボタンを外すとジッパーを下におろした。美花の腰で左右に広がったジーンズの割れ目からブラと同じ色をした美花のパンティが現れた。

「ひひひっ…ほうら…パンティが顔を出してるぞ…」

男は美花の水色のパンティの一部を引っ張った。

「お願いですから…止めてください…」

懇願する美花の目に涙が光っていた。男は非情に美花のジーンズの裾を掴むと上下に大きく振った。

「それっ…それっ…」

腰を何度も船床に打ち付けながら美花の脚から抜き取っていった。

「ほうら…ズボンが脱げたぞ…そしたら…よいしょっと…」

男は美花のそれぞれの足首にロープをきつく結ぶと船板の両脇に取りつけられた金具にロープを掛けて引っ張っていった。

下着姿の美花の脚が次第に左右に引っ張られやがて大きく開ききっていた。両腕を後ろ手に縛られ股を大きく開いている美花の下着姿をカメラは映し出していた。

TVカメラの前で繰り広げられている人気美人レポーターの恥辱行為を人々は息を飲んで見つめていた。

「ちょっと…やばいよ…」

画面を見つめながら吐く女子社員の呟きにも耳を貸さずに大勢男性社員は食い入るように画面に映る美花のセミヌードを見ていた。

顔や言葉に出さなくてもみんな心の中では男の行為に興味をもっていた。男性はいつも可愛い笑顔でレポートしている美花の陵辱される姿を想像し…

女性は日頃の美花への嫉妬やジェラシーから期待をしている部分もあった。実際、桜王子TVへの通報はこの時点では0件であった。

自動化された受信電波を放送する無人システムは何事もないかのように作動し続けていた。

「止めて下さい…お願いします…」

美花の股間の恥ずかしい下着の膨らみが男の目に晒されていた。

「良い眺めだねぇ…」

「もう…止めて…下さい」

美花の泣き声に男は反応せず再びナイフを手に取ると美花に近づいていった。

「それじゃぁ…その可愛らしいオッパイを見せてもらうとするか…」

「嫌ぁぁぁ…嫌ぁぁぁぁ…お願いっ…もう…止めてぇぇ」

男はブラの肩ひもを一本ずつナイフで切った。「ストン…」と呆気なく美花のブラはお腹の辺りに落ちた。男の目に美花の白い乳房が現れた。弾力を見せるその乳房の輪郭は男をそそった。

「ええ…オッパイしてるね…さすがはTVに出てる人だけある…」

男は感心気に美花の胸を眺めた。

「もう…もう…許して…」

しばらく見ていた男は何かを思いついたように下を向いて大粒の涙を流す美花の姿を尻目に操縦席に戻っていった。

男は棚に置かれたTVカメラを手に取るとレンズを覗きながら美花に近づいていった。

美花は男が手にしているカメラを見て血の気が引いた。

「何してるの…止めてよ…映さないで…」

「小野田さーん…小野田さーん…」

美花は同乗しているはずのカメラマンの小野田の名前を呼んだ。

「居ないよ…今ごろはボートでどっかに流れているよ…」

男は画面いっぱいに美花が映るようにカメラの位置を確認するとレンズを覗きこみながら船の床にカメラを置いた。

「俺だけが楽しむんじゃ申し訳無いからな…皆さんにもサービスしなくちゃ…」

「嫌だぁぁぁぁぁ…お願い…TVに映っちゃう…止めて…止めてぇぇぇ」

男はカメラを遮らないように美花の背後に回った。



つづく

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月夜桃花の物語

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